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月の綺麗な夜に

第6章 星の言葉

昨日、逢った時。

逢う前までは得体の知れないヤツだし絶対無理!!

って思ってたけど。

てか、今も得体の知れないヤツはヤツなんだけど。

だけど、実際逢って見て嫌じゃなかった自分が居た。


というか、昨日の数時間結構楽しかったんだよね。


初対面で不思議と馴染めたのは月と星のお陰なんだと思うけど。




≪星座、しっかり教えるから。

だからもっと星を好きになってよ≫



星からマージンでも貰ってんのか?

って思うくらい星ゴリ押ししてくるけど、星オタクだもんね。

不思議な事じゃないか。



≪うん。好きになるよ。
だからしっかり教えてね≫



≪明日、晴れたらいいね≫



≪そうだね≫




送信して空を眺める。


こんだけ綺麗な月と星が出てるんだもん。

大丈夫でしょ。





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