
占いの館【YES∞NO】
第7章 本能的縦列
『はぁ…はぁ…
長谷川さん……何…を…』
神田さんは…期待で瞳をウルウルさせていた…
こんな…変態…
……後悔させてやる……
『アダム…イブ…』
「何?愛乃ちゃん…」
私は玉座に座ると…
足元に…アダムとイブをひざまづかせた…
『え…ぇ…ぇ…待って…やだ…』
神田さんは…
絶望的な顔をした………
『……お仕置きを、喜ぶ神田さんには…
お仕置き…しないのが…
お仕置き?ですよね?』
私は、見下すように…
神田さんを鼻で笑った…
『さぁ…アダム…イブ…
…神田さんへのお仕置き…
貴方達が…受けるのは…どーお?』
私は軽く…アダムの顔を足のつま先で持ち上げる…
さて、彼らが、さっきまでSを演じていたのに…Mになれるかが…問題だった…
『愛乃さんの…ためなら…Mになりましょう…』
イブは…私の靴をナメながら…微笑んだ…
アダムも…
微笑み…靴にキスをした…
『さぁ…真のお仕置きタイムよ…』
私は、ニヤつきながら…鞭に手を伸ばした…
