
占いの館【YES∞NO】
第7章 本能的縦列
私は…アダムとイブにキスをした
マゾになってくれた感謝を込めて…熱く…深いキス…
『ぷぁ…愛…素敵よ…
そして…綺麗…』
「ああ…僕も…こんな綺麗なサディスト…いや…女王様…初めて見たよ…」
二人は私のキスにうっとりしながら…
名残惜しそうに…足元から離れた…
『で…豚は…踏まれているのに…ケツ降って…喜んでるの?とんだ変態豚なのね…』
神田さんは無意識なのか腰を振り…悶えていた…
『はぁ…はぁ…愛…の…』
『…そうね…ご主人様って…呼ばせましょうか?』
グリグリ!!!私の足はさらに神田さんの頭を踏み付ける!!!
『んんんん!!!あああ…
ご主人様……ご主人様…ご主人様…ご主人様…』
頭から…足を外すと…微かに…『あっ…』と…残念がる声がした…
『アダム…イブ…申し訳ないけど…サポートに回っていただいてもいいかしら…』
「『ええ…畏まりました』」
すでに…この空間で…
上下関係が出来ていた…
『…直美…顔を上げなさい』
『……』
『返事!!!』
『は…はい!!!』
神田さんは…ゆっくり顔を上げた…
