占いの館【YES∞NO】
第9章 逆転セクハラ
「お〜いたいた…
森口さん〜…遅いから、誰かとSEXしてるのかと思ったよ〜。
今度は、私の息子を可愛がっておくれ?」
私は…ポケットの中の録音機能を…起動させる…
『……何か用でしたか?』
「ん、お茶を頼もうと思ってね…
森口さんの唾液の入った…熱〜いお茶がいいなぁ〜
まん汁でも…いいけどね…ヒヒヒ…」
私は心の中でガッツポーズをした!!!
『…わかりました…お茶ですね…』
「………森口さん…
それを弁護士や労働組合に持って行くのは…お勧めしないよ…」
ビック!!!!!!
『………ぇ…』
「…それ…
私は…全力で否定するし…
君の勤務態度は…私のさじ加減で良くも悪くもできるからね…
…無能社員はクビを切れるって事だよ…
さぁ…森口さん…仕事しなさい…」
私は………血の気が…引いた…
録音なんて…
被害にあった人が…誰もしなかった訳がない…
それを乗り切る方法を…
松本次長は……
持っていて当たり前…