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占いの館【YES∞NO】

第10章 病める時も健やかなる時も

『……進…何を…』



「……愛し合うのさ…

俺のやり方で………

興奮させてくれよ…なぁ…和江…」





ゾクゾク…と…体が…強張る…



髪を強く引っ張り……痛がる私を……進は…ニヤつきながら眺める…



進の額は…さっき喧嘩した時に…私が投げたリモコンで……赤くなっていた…




そう……進は…顔と気の弱い性格で選んだ……




文句を言わない…いい夫…

どんなに暴力を振るっても…手を挙げない…いい夫…



なのに……

目の前にいる…この人は…誰?




怖い―――――――――!!!




『…占いは…当たっていた…


和江さんの本性も…進さんの…本音も……』




イブは…冷めた目で私を見ると…



キスをしてきた!!!


『ん?ンンン!!!』



舌が…無理矢理…私の口をこじ開け…入ってきた!!!



ちゅぷ!!!じゅぷ!!!


『んんん―――――!!!』


口の中を…イブが自由に動く…



ゾクゾクが…体を…突き抜ける!!!



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