占いの館【YES∞NO】
第3章 家庭のルール
「妙子…
俺は…純粋に君に惚れていたのに…
伝わってなかったのか…」
俺は肩の力が抜け、その場にへたり込んでしまった
『世間知らずのお嬢様って、
思い込み激しいのかしらね。』
イブはゆっくり俺をだきよせた。
暖かく包みこまれ俺は…
イブの胸に顔を埋めた
『さぁ…庄司、妙子にも味わってもらいましょう…
寝取られるって屈従を…』
そう言うと…
イブの唇が俺の唇と重なる…
『!あなた』
「ん…あ…」
イブの唇は、柔らかく…
緊張と同様をしている俺の心を溶かしていくようだった。