占いの館【YES∞NO】
第4章 母性の使い方
彼は
菊地 浩二郎(キクチ・コウジロウ)
同じ職場の…同僚…
職場の飲み会で話すようになって…
…浩二郎の方が私に告白して
付き合いが始まった…
付き合った経験が浩二郎で二人目の私は…
社会人になってから付き合うのは…はじめてで…
キャンセルされても、「仕事なら仕方がない」とか、「家の事情なら仕方がない」とか…
流れるままに付き合っていた…
しかし、一年も…付き合い…
会話の節々に…「母さんが…」「母さんったらね…」と…
お母さんが出てくる回数に…違和感が出てきた…
職場の人には、付き合っている事を言っていなかったから…相談もできない…
友達に相談…いや…
なんだか…恥ずかしくて言えない…
でも、でも…
このモヤモヤって…
私は、頭の中をグルグルと回転させながら…家路を目指す…
帰り道…
緑の多い公園に差し掛かった…
『【占いの館YES∞NO】?占い!!!これだ!!!』
私は看板を見て、明るくなった!!!
占いと言う手があった!!!
少しは、このモヤモヤがスッキリするかもしれない!!!
私は、看板の矢印に素直にしたがった