占いの館【YES∞NO】
第5章 快感無知彼女
『名前…聞いても良い?』
『は…はい…
長橋 志穂(ナガハシ・シホ)です』
『志穂ちゃん…ね』
そう言うと、イブは瞳を閉じて…
水晶に手をかざした
少し不安になりアダムを見ると、アダムは微笑み“大丈夫”と口が動いた…
『志穂ちゃん…あなた…
彼と…うまく行ってない?』
ドキッとした…
「何!何?彼氏がいたの?」
『は…はい…
関係はうまく行ってると思いますが…』
ん?っと言うと…イブはまた、瞳を閉じた…
『はっは〜ん…
愛され方が…上手くいってないとか?』
私は“愛され方”の表現に…Sexを思い描いた
『えっえっと…え〜…』
「恥ずかしがる事はないよ?志穂ちゃん
恋人との体の相性ってあるし、やっぱり回数と愛情とかも関係するし」
え?相性?
『え?相性ってあるんですか?』
「あらら?」
『志穂ちゃん…彼氏さんとは』
私は恥ずかしかったが…
この二人ならなんでも答えてくれそうな気がした…