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赤い糸

第5章 幸せ








それから私と荘太は毎日メールして、時間が合うときはデートして、毎日楽しくて楽しくてしょうがない。



確かに最初は浮気をしてしまったし、荘太にずっと悲しい思いをさせてしまっていた。
でも、それでも荘太はこんな私をずっと待っててくれて、好きだよって言ってくれて、一緒に泣いてくれた。
荘太は優しい。
そんな優しさに包まれて心地いい。
私も荘太のように優しくなりたい。
荘太を優しく包んであげたい。
もう、荘太の事を泣かせたりしない。
そう、私は何度も心に誓った。







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