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赤い糸

第7章 出発








今日は初めての給料日。
仕事が終わってから、荘太を車に乗せて携帯ショップへ向かった。



プルルル…
『やっと電話時間気にせずできるね♡
たくさんお話しようね♡』


そう、荘太が県外に行く前に荘太と同じ携帯会社にして、離れていてもいつでも電話代を気にせず喋る事が出来るようにしたかったのだ。
そのくらいしか、私には出来ない。
私の精一杯だった。







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