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赤い糸

第7章 出発








いつの間にか二度寝してた。
瞼が重いよ…
きっと腫れてるよね…


ふっと、携帯を見ると携帯が光ってる。
あっ、荘太だ。
夜中にきたメールだった。
『皐月…
今だけ、弱音吐かせて?
本当は行きたくない。
皐月とずっと一緒にいたい。
朝がきたら、行かなきゃいけない。
でもね?
ずっとここで皐月と一緒にいたい』

そう書いてあった。
私はこんなに愛されてるんだなってまた思った。
辛いのは私だけじゃないんだね…







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