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赤い糸

第3章 最低






その日、私は久しぶりに拓人と喧嘩をしてしまった。
その日は拓人の部活が休みの日だった。
なのに朝からメールがない。
いつもいつも口数の少ないメールにイライラしていた。
そして、怒りが爆発した。
『なんでいつもいつもメール少ないの?
なにしてるの?
いつもいつも放置されてる私の身になって。』


『こっちだって忙しい。
別に放置してるつもりはない。』







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