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会議室から恋。~健人~

第8章 8

オレ一人が寝ていたらしく、みんなはおにぎりを食べていた。

食堂ははやくに使えるようになっていて、現地の人たちが助かった米を持ち寄っていた。

「ほら、お前の分」

目の前におにぎりが差し出された。

「サンキュ。お前、何時に起きたの」

「んー。3時ぐらい?金型の手伝いしてたよ」

「あぁ。どうりで。汚いわけだ…」

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