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会議室から恋。~健人~

第11章 11

「黒田様!一紗だよ!」

「日本語しゃべれるやんけ!」

一紗の高さにあわせ、しゃがみこむ黒田さん。

手を広げ、おいでおいでと言う。

人懐っこい一紗は、迷いなく黒田さんの腕の中に駆け込む。

…一紗。知らないおじさんについて行ってしまいそうで怖いよ…。

黒田さんと一紗は、家が壊れるんじゃないかと思うぐらい、暴れて遊んだ。

黒田さん、子供好きだったんだ。

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