キミが好き!
第6章 ニューヨーク
「お嬢様。今日は、留学を決める日でございますね。」
「………うん。留学しようとおもって。」
「そうでございますか…。旦那様に伝えておきましょうか?」
「いいわ。でも、まだ私悩んでるの。だから、今日のお食事でちゃんと自分の口で言うから。」
「そうでございますか。わかりました。」
(だって…春彦くんとは、喧嘩したみたいに話せなくなっちゃったし…もう、諦めた方が……でも!)
「鈴木!ちょっと車で、送ってくれる?」
「お嬢様、どちらに?」
「春彦くんの家。お父様には内緒にして!お願い!」
「かしこまりました。」
ブーン
リムジンに乗り込み、春彦くんの家に向かった。
(謝らなきゃ。私が避けてたところもある。留学したら…会えなくなる。だから…)
「着きましたよ。お嬢様。」
「ありがとう。話が終わったら連絡するから、先に帰ってて!」
「かしこまりました。」
ブーン
鈴木は、家に帰っていった。
ピンポーン
「あの、中川財閥の明ですが。春彦くんいらっしゃいますか?」
「はい。お待ちくださいませ。」
ぎー…
門があいた。
春彦くんは、大手ショッピングセンターの社長の息子。
けっこうなお金持ちだが、中川財閥がトップなのだ。
「あれ、明ちゃん。」
春彦くんが、出てきた。
「急にごめん!話が、あって…」
「話って?」
「実はね、私、ニューヨークに留学しようと思って。」
「え!!本当に?」
「うん。また、母親の命令なんだけどね…」
「いいんじゃない?明ちゃんなら。」
ズキッ
なんか、今の言葉…胸に刺さった。
「明ちゃんだったら、大丈夫でしょ!頑張ってね。」
(なんで、そんな言い方なの…なんか、別に行っていいみたいじゃん…)
涙が、明の頬をつたう。
「明ちゃん?」
「春彦くんのバカ!!わからず屋!」
「ちょっと!明ちゃん!」
私は、涙を床におとしながら下を向いて走って春彦くんの家から、出た。
「………うん。留学しようとおもって。」
「そうでございますか…。旦那様に伝えておきましょうか?」
「いいわ。でも、まだ私悩んでるの。だから、今日のお食事でちゃんと自分の口で言うから。」
「そうでございますか。わかりました。」
(だって…春彦くんとは、喧嘩したみたいに話せなくなっちゃったし…もう、諦めた方が……でも!)
「鈴木!ちょっと車で、送ってくれる?」
「お嬢様、どちらに?」
「春彦くんの家。お父様には内緒にして!お願い!」
「かしこまりました。」
ブーン
リムジンに乗り込み、春彦くんの家に向かった。
(謝らなきゃ。私が避けてたところもある。留学したら…会えなくなる。だから…)
「着きましたよ。お嬢様。」
「ありがとう。話が終わったら連絡するから、先に帰ってて!」
「かしこまりました。」
ブーン
鈴木は、家に帰っていった。
ピンポーン
「あの、中川財閥の明ですが。春彦くんいらっしゃいますか?」
「はい。お待ちくださいませ。」
ぎー…
門があいた。
春彦くんは、大手ショッピングセンターの社長の息子。
けっこうなお金持ちだが、中川財閥がトップなのだ。
「あれ、明ちゃん。」
春彦くんが、出てきた。
「急にごめん!話が、あって…」
「話って?」
「実はね、私、ニューヨークに留学しようと思って。」
「え!!本当に?」
「うん。また、母親の命令なんだけどね…」
「いいんじゃない?明ちゃんなら。」
ズキッ
なんか、今の言葉…胸に刺さった。
「明ちゃんだったら、大丈夫でしょ!頑張ってね。」
(なんで、そんな言い方なの…なんか、別に行っていいみたいじゃん…)
涙が、明の頬をつたう。
「明ちゃん?」
「春彦くんのバカ!!わからず屋!」
「ちょっと!明ちゃん!」
私は、涙を床におとしながら下を向いて走って春彦くんの家から、出た。