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キミが好き!

第8章 私は、

「明、留学はどうするの?」



母親が言ってきた。



「私は、留学しません。したくない。新しいクラスで、優しい友達もできた。なのに、毎回あんたら親の言うことなんて聞いてられない。」



私は、自信をもって言ってやった。



「明、誰にそんな口を!!」


父親は、叫ぶように言った。



「親に向けていいました。いつも小さい頃から、親のいうこと、すべて聞いてきた。もう私は、小さいころと同じじゃない。それに、結婚は、私が好きな人と結婚します。だから、親が決めた人とは結婚したくありません!」



私は、心にたまっていた事を全て言った。



「ごちそうさま。」



部屋をでようとした。


「まちなさい。お前は、わがままだ。お前なんて…」



「…」



「生まなきゃよかったな。」



「そうですか。私は、好きで生まれてきたんじゃないから。」



すぐさま部屋をでた。



自分の部屋に来ると、また苦しくなった。



(私だって…苦しいよ…生まれてきたくなかった…)

私は、体操座りをしながら顔を伏せた。



その後は、覚えてない。

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