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キミが好き!

第1章 第1話

「お嬢様。つきました。」
私のひつじ、鈴木が明るく言った。

「はいはい。鈴木。ドア開けて!」


そういったのは、私、明。



「行ってきます!」




元気にとびたした。




「いってらっしゃいませ。」





新しい制服、ちょっと期待はずれだけどまぁ、可愛いほうかも?


そんな今日は、私が今日から通う私立三日月学園の入学式。




「親は、来ないからな…まぁ、幼稚園の入学式から来てもらったことはないんだけどね。」





一人で呟きながら、歩いた。




ドン!





「いった~(泣)」





「ごめん!大丈夫?」




怒りながら、顔をふっと見上げた。



「!!!」




私は、怒れなかった。それは、小学校の時の初恋相手だったから…




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