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愛しの茉莉亜

第7章 茉莉亜との夏

浜辺では沢山の海水浴客がいた。


僕達もパラソルの下で寛いだ。


「優ちゃん、はい!」


茉莉亜がビールを買ってきた。


「ありがとう」


熱い太陽の下でビールを飲むのは、この上なく贅沢に感じた。


茉莉亜も美味しそうにゴクゴク飲む。


水着姿の茉莉亜の喉にビールが流れていくのがハッキリ見えて、ドキッとした。


ひとしきり海水浴を楽しみ、ホテルへ戻った。


部屋に着くと塩と砂でべとついた体を落とす為、二人でシャワーを浴びた。


水着の後がうっすら残る日焼けした肌に欲情し、シャワーを浴びながら茉莉亜の体中にキスをした。


「優ちゃんのキスのシャワーだ…」


と茉莉亜が言った。

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