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愛しの茉莉亜

第10章 突然の別れ

「もう大丈夫だから」


僕が言うと、


「そう?」


と疑り深く聞く。


「お母様、私居ますし、何かあったら連絡します」


綾が何だか張り切っていた。


「じゃあ、お願いしようかしら」


そう言って慌ただしく病室を出た。



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