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貴方の音

第2章 ー吉野編ー



「可愛くない女」

細長い綺麗な指で私の頬を軽くつねる

「痛いです…」

「ありんす言葉、今日は無しね」


「でも…女将さんに叱られてしまいます…」


「客の要望だよ」


「…わかった」


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