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貴方の音

第3章 ー藤里編ー



「姐さん…私…」


「藤里なら大丈夫だよ…きっと上手くやっていける…」


姐さんは自分のお気に入りでいつも髪に刺してた鈴がついた浅木色の簪を私の髪にソッと刺した



ほんとに…もう帰ってこないんだ…


姐さんの気持ちが簪を通じて伝わる



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