テキストサイズ

熱血指導、実行中

第3章 手取り足取り



直人「違う…違うはず…」


雑誌を手に
屋上に一人でいた直人
誰もいない屋上で例の雑誌を読みながら
改めて
自分の気持ちを考えてみた


直人「…はぁぁ」


好きだけど好きじゃない
だけど雑誌に載ってるいつきのグラビア
を見る度
笑顔のいつきや
服が開けてちょっとセクシーないつきの
表情を見る度、直人の胸はキュンとし
ドキドキしていた


直人「はぁ…やっぱかっこいい…」

信二「それは恋だな」

直人「恋?」

信二「完全に恋だ」

直人「…ん?」


声と共に
突然現れた信二
何故、学校に信二が?
と思ったが
信二の格好を見てすぐにその理由がわか
った


直人「おっ…お前何で…あっ!!」

信二「いつきのグラビア見てドキドキす
るなんて…絶対に恋だよ」

直人「う…」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ