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女々しくて 女々しくて

第7章 外車販売 経営者


彼と出会ったの09から出てきたところを声かけられました。

うぇッ 

ナンパか風俗スカウトかってとこかな・・。

風俗スカウトの場合の断り方はもう働いてるのでと言うと大概諦める。

ナンパはとにかく無視するか。怖そうな人ならこれから彼と待ち合わせでと急げばいいやと思っていました。

裏原系の彼の小物をチェックするあたし、仕事柄 男性雑誌を数多く読むあたしは。。

だいたいの価格はわかります。

確かにチャラいというよりは、おしゃれ系な彼は腕時計はロレックスのダイバーウォッチに服はそこそこのブランドでブルガリの香水をつけていた。

見かけは中の上くらぃ。

だけど、私はスルーを決め込む。

立ち止まるな私と渋谷駅に向かい歩いていました。

不信なら俺名刺渡すし、お願い話聞いて?

つうかナンパ→指輪売る詐欺みたいなのも流行っていた時代で私は何回も友達をその詐欺から助けてきたし・・・。

名刺なんてね・・嘘の渡されたそれまでだし。

あ、やっと話してくれた。。

嬉しい。

じゃぁ、ホントにちょっとでいいから、そこでコーヒー飲もうよ。

ギラギラしてる感じではないしなんなんだろこの人

客ならよかったのに・・・。

まぁ、私はまるめ込まれないタイプで褒められるとドン引きしちゃうし。

じゃぁさ、どうせだったら私の買い物持ってくれない?重いし

で、名刺入れ全部貸して

はいと素直に渡す彼。

ふ~ん 外車販売ねぇ 代表ねぇ

生憎あたしは車にはまったく興味がないのでその旨を伝えると

彼はわらって、おねぇさんって疑い深いんだねって言う

まぁ最終的にはナンパだったんだけど、彼の話は凄くのんびりで長いので

声を掛けた勇気は認めるけど

声を掛けた相手がわるいんだよっと説教してやった路上で・・

俺、怒られるのが好きなんだと
わけのわからない 言い訳。。

ねぇねぇ 絶対に誘わないから、
今日1日遊んでくださいという彼。

こんなやり取りが続くと私もさすがに面倒。

いや、まてよ?客にすればいいんじゃない?

私の商売 魂に火がつきました。



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