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女々しくて 女々しくて

第1章 出会い系サイト依存症男

すると彼は携帯をいじながら、あたしもいじる始末。

まぁー気持ちいいからいんだけど。

そこへ私の携帯に着信が・・・。

誰かなー客なら無視すればいいやと思ったけど、とりあえず尋常じゃないくらい長い着信なので出てみると可愛らしい女の子の声がしました。

彼女の名前はすみれちゃん

リュウイチとお付き合いをしてるらしく私にいつから付き合ってるんだとか、本当に好きなんですとお話しはじめます。

私と彼女の電話の前でリュウイチは楽しそうにゲームをしています。

何で知り合ったの?と聞くと

出会い系サイト

あ・あそぅ・・やられちゃったのね 可哀想に

私の方が先に付き合ってたようだけど。。ねぇ。。

結局 すみれちゃんはヤリ捨てに近い状況を保ちつつリュウイチはたまに連絡をしてたそうです。
なんだかこいつの馬鹿さかげに頭きちゃって。。。

今ね、目の前にいるの・・お話する?

いいですか?いいのよ。あたし、もういらないし笑

仲良くやってちょうだい返すしw

リュウイチ 今 すみれちゃんって子とお話してるんだけどわかるよね?

かわるわね・・・

今にも死にそうなくらいな顔の彼

その間 私は彼のものを紙袋につめると

彼は慌てて、すみれちゃんに

彼女が大事で本当にすまなかったと電話越しに一生懸命謝っていた。

ププププ

あーこんな男のどこがいいのだろぅ。。

電話を切ると私に平謝り

別れたくないの一点張り

紙袋に荷物をつめて

「いらないんだけど。これもリュウイチも・・」

浮気はバレずにやりましょう。

二兎追うものは一兎も得ずですよ。

誰でも騙していいわけじゃないから真面目で純な女の子 傷つけないで。。。と出会い系サイトはやりたい女だけが集まってるわけじゃなく本当に出会いが必要な人もいるのよ。。。。

彼女の傷と私の傷考えたら
彼女の傷の方が大きいにちがいない。

あれから・・数年

あたしとすみれちゃんは遊ぶほど仲良しになりました。

すみれちゃんの出会い系サイトはあたしと出会うためだったのかもしれません。

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