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なな｢来ないで！！｣


ななちゃんは、叫んだ。

クラスのみんなは顔を見合せて、ビックリしてる。


山崎先生｢並木！なにするつもりだ!?｣


なな｢もう…死ぬしかないんです。さようなら。｣



ななちゃんは、ベランダをあっという間に飛び越えて鈍い音がした。




グシャ




そのとたん、クラス中が悲鳴の嵐になった。



｢きゃー｣



そして、私は彩乃と目があった。

｢本当に、死んじゃったんだね…｣


たぶん、二人とも同じことを思っていたと思う。

これが、始まりだった…