
狼くんと羊ちゃん~空回り~
第2章 加速する感情
~翔side~
「けん、と、やめろっ・・・」
俺の目からは
知らぬまに涙が溢れていた。
今までに感じたことがないこの感情
この感じは、いったい何?
心が一気に冷めていくような
この感じは・・・・
わかんねぇよ、俺、憲人が
何がしたいのか
「んっ、もう、やめろよ!!!お前が、俺のこと嫌いなのはよく分かったよ!!!・・・・あいつらと・・・同じことするぐらい嫌いなんだろ!?じゃあ、何で一緒にいるんだよ!!」
これ以上昔のことなんて
思い出したくないのに
あぁ、そっか...
これが終わったら離れるつもりなのか
〈苦しめて終わる〉それが憲人の狙いなんだ。
もう、抵抗するのも
疲れたな....
「けん、と、やめろっ・・・」
俺の目からは
知らぬまに涙が溢れていた。
今までに感じたことがないこの感情
この感じは、いったい何?
心が一気に冷めていくような
この感じは・・・・
わかんねぇよ、俺、憲人が
何がしたいのか
「んっ、もう、やめろよ!!!お前が、俺のこと嫌いなのはよく分かったよ!!!・・・・あいつらと・・・同じことするぐらい嫌いなんだろ!?じゃあ、何で一緒にいるんだよ!!」
これ以上昔のことなんて
思い出したくないのに
あぁ、そっか...
これが終わったら離れるつもりなのか
〈苦しめて終わる〉それが憲人の狙いなんだ。
もう、抵抗するのも
疲れたな....
