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狼くんと羊ちゃん~空回り~

第1章 小さな思い

ーるっ
ーかけるっ


!!!!

考え事をしていた
俺の真横に、むすっとした
憲人のかおがあった。

あー
悪いことしたな...

あれから
時が過ぎて、俺たちはもう
高校生になっていた。


んで、高校も
こいつと一緒なわけだ

「もう!翔、意地悪しないでよ
いい加減にしないと頭グリグリするぞ~」

ん、何だよ・・・!!
地味にいてぇよ

「おい!悪かったからもうやめろ」

とりあえず
やめてほしくて、そっけない
声で訴えた。

「心、こもってないでしょ~?」


う、バレたか…




・・・・・・グサっ!!!

と、不意に
右腕に鋭い痛みが走った

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