
狼くんと羊ちゃん~空回り~
第6章 翔の想い。
「・・・・やだっ。」
小さな、小さな声だったけどはっきり聞こえた翔の心の声。
「ごめんな。翔」
憲人がそういった瞬間
体がフワッと軽くなる。
わっ、ちょ!!
「やめろよ・・・・!!」
「黙れ、お前、はじめて言った。」
何をだよ!?
「お前の気持ち、俺に聞かしてくれたじゃんか。ほんとは、助けてほしかったんだろ?・・・・一人で溜め込むなよ。な?」
自然と涙が溢れ出す俺。
「・・・なぁ、なんでっ、ここってわかったっ?」
と、憲人が俺の前でしたことがない
ひどく怒った顔をして
「お前な!!どんだけ心配かけてんだよ!!!・・・。」
憲人、っ、なんで黙る?
「・・・っ、なんでっ?」
「お前が心配だから、駆けずり回ったんだよ!!!!もっ、いちいち言わすな、俺心折れまくりだ!!!・・・・・でも、もう居なくならないでほしい。俺、お前のこと大事だから。」
ぇっ、それって・・・、
憲人も俺のこと?
・・・・・・なら、黙ってる必要なかったんだ。
今なら言える気がする。
俺の、ほんとの気持ち
今なら、俺の言葉で。
俺はひとつ深呼吸した。
そして、言葉を言おうとする。まだ何を言っていいかなんてわからない
それでも、この気持ち伝えたくて
伝えたことなかった気持ち伝えたくて
静かに口を開いた。
「俺、憲人のこと・・・・その、えと、そのっ、俺もお前が大事だ!!!!」
「ぷっ、んだそれ!!笑意味わっかんねぇって。」
なっ!!!
俺、一生懸命言ったのに!!!!
「もっ、憲人何か、嫌い!!!!口調さっきから変わってっし、なんでだよ!?」
「んー?こっちのがいいの~?」
さらに頭が混乱する俺
そんなのお構い無しと言うように
憲人は喋り続ける
「俺はな、翔。性格隠してただけ笑ごめんな~?お前、あんまりにも繊細すぎるからさー。心開いてもらえるまで見せないでおこーって思って、それにさっきの告白のつもりだろ?」
「ぇっ、うん。」
「なら、いいよな笑。お前、俺にやられても文句言わないよな?」
「うん。・・・・えっ!?なんか違うダロ!」
「だーめー、男と男の約束は破ったらダメなの笑前言撤回なし!!!」
えーーーーーっ!?
小さな、小さな声だったけどはっきり聞こえた翔の心の声。
「ごめんな。翔」
憲人がそういった瞬間
体がフワッと軽くなる。
わっ、ちょ!!
「やめろよ・・・・!!」
「黙れ、お前、はじめて言った。」
何をだよ!?
「お前の気持ち、俺に聞かしてくれたじゃんか。ほんとは、助けてほしかったんだろ?・・・・一人で溜め込むなよ。な?」
自然と涙が溢れ出す俺。
「・・・なぁ、なんでっ、ここってわかったっ?」
と、憲人が俺の前でしたことがない
ひどく怒った顔をして
「お前な!!どんだけ心配かけてんだよ!!!・・・。」
憲人、っ、なんで黙る?
「・・・っ、なんでっ?」
「お前が心配だから、駆けずり回ったんだよ!!!!もっ、いちいち言わすな、俺心折れまくりだ!!!・・・・・でも、もう居なくならないでほしい。俺、お前のこと大事だから。」
ぇっ、それって・・・、
憲人も俺のこと?
・・・・・・なら、黙ってる必要なかったんだ。
今なら言える気がする。
俺の、ほんとの気持ち
今なら、俺の言葉で。
俺はひとつ深呼吸した。
そして、言葉を言おうとする。まだ何を言っていいかなんてわからない
それでも、この気持ち伝えたくて
伝えたことなかった気持ち伝えたくて
静かに口を開いた。
「俺、憲人のこと・・・・その、えと、そのっ、俺もお前が大事だ!!!!」
「ぷっ、んだそれ!!笑意味わっかんねぇって。」
なっ!!!
俺、一生懸命言ったのに!!!!
「もっ、憲人何か、嫌い!!!!口調さっきから変わってっし、なんでだよ!?」
「んー?こっちのがいいの~?」
さらに頭が混乱する俺
そんなのお構い無しと言うように
憲人は喋り続ける
「俺はな、翔。性格隠してただけ笑ごめんな~?お前、あんまりにも繊細すぎるからさー。心開いてもらえるまで見せないでおこーって思って、それにさっきの告白のつもりだろ?」
「ぇっ、うん。」
「なら、いいよな笑。お前、俺にやられても文句言わないよな?」
「うん。・・・・えっ!?なんか違うダロ!」
「だーめー、男と男の約束は破ったらダメなの笑前言撤回なし!!!」
えーーーーーっ!?
