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運命の誘惑

第7章 【声】になる

すると岡田は“ふーん”と呟いて。


それから何やら空を見上げて“ん~・・・・”と唸りながら何か考えてる風。




何だぁ?

・・・良く分からんヤツ。



1人で唸ってる岡田に首を傾げ、煙草を咥え火を点けようとしたら



パシッ



「痛っ!!」


「吸い過ぎはあきまへん!!」


「はっ!?」




“めっ!”と岡田に手を叩かれまたまた煙草を没収された。




「私の煙草なんだ・・「今、彼氏が居たら何て言って貰いたい?」




“私の煙草なんだからいいじゃんか!!”



そう言ってやろうとしたのに。

岡田は私の苦情の言葉を遮って意味不明な言葉を向けた。






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