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運命の誘惑

第9章 岡田×戦隊

思わず元ちゃんの顔を凝視する。



「お助けマンて何の事?」


「好美には関係ないのー」


「何でよーっ!!」



教えてくれない元ちゃんに膨れッ面の好美の腕を引っ張って



「ほら、次は移動だろ?行くぞ!」


「え?!」


「愛結、気をつけて帰れよ?」


「ちょっ‥元ちゃん?!愛結?!」



じたばたする好美を引っ張りつつ、軽くウィンクをして教室から出て行った。




1人残された私はポカーン。






“お助けマンに宜しく”




もしかして‥元ちゃん‥‥‥?





私は元ちゃんの言動に疑問を持ちつつ鞄を取って岡田の待つ校門へと急いだ。





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