テキストサイズ

運命の誘惑

第11章 岡田マンの攻撃

――――――・・




「ただいまぁ~」



返事が返ってくるわけもない部屋にボソッと呟き部屋に向かって。



ベッドに身体を投げて身体を沈め、見慣れた天井を何気なく見つめる。



いつもだいたい学校帰りには好美とブラブラしながら帰るからベッドから見上げる天井は夕焼けで朱く染まってたりするんだけど

今日は素材そのものの色のままの天井がそこにあった。



白い天井を見つめながら




“想い出にしてやる”




“どんな闇があっても俺が光へ導く“





“逝ない彼氏より生きてる俺”






岡田の言った言葉が頭の中で木霊する。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ