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運命の誘惑

第4章 転入生

「元ちゃん、今日転入生来るの知ってる?」



嬉しそうに元ちゃんに話す好美。




「え?マジで?この時期に?」


「うん!男かな!?女かな!?」


「綺麗でオッパイがCくらいの程よい大きさの人がいいなぁー俺。」


「は?!キモっ!」


「キモくないですー。男の性ですー。当然の理想ですー」


「は?バカじゃないの?

――て」



「「おい!!愛結!どこ行く!??」」




2人のやり取りに半分呆れつつ教室から出て行こうとしたのを2人に同時に見つかってツッコまれた私。



2人のくだらない話に付き合ってらんないっつーの。




「トイレ」




と一言だけ返して、後ろ手に振って教室を後にした。



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