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運命の誘惑

第20章 遠足と・・・・

岡田の声がした瞬間―――。



右腕にガッ!と圧力を感じて、宙に浮いて重力に従ってゆっくり落ちていってた身体はピタリと止まり、



今度はグイッ!と真逆方向に今まで体感してた速度の何倍もの速さで引き上げられて。



‥‥‥‥ギュッとサムライの香りが全身を包み込んだ。






―――え‥‥?






瞑ってた目をそっと開けると同時に温もりを感じて‥




‥‥いつも感じる温もり‥・







「寺島っ!!」




「岡田‥‥・?」








何故か岡田がここに居て。



何故か岡田が私をきつく抱き締めていた。










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