運命の誘惑
第21章 歪愛 *汐生side*
「寺島!!」
寺島を感じれるようにきつくきつく抱き締める。
瞬間。
ふわりと寺島の香り、
シトラスの香りが俺の鼻を掠める。
「岡田‥・・?」
腕の中でモゾモゾと動きながら籠もる声で俺の名前を不思議そうな声で呼ぶ寺島。
「大丈夫か?!どっか痛いとこないか?!」
パッ!と寺島の身体を離しどこか怪我してないか自分の目で確かめる。
「え‥うん、大丈夫‥」
そう答える寺島の身体は少しだけ小刻みに震えてて。
‥・無理もない。
もう少しで見た感じ5メートル以上はあるだろう川へ落ちる所だったんだから。
「もう大丈夫だよ」
俺は少しでも寺島を安心させてやりたくて、もう1度自分の腕の中へ今度は優しく引き寄せ抱き締めて。
優しく背中を摩ってやった。
「俺が来たからもう大丈夫だから」
何度も何度も優しく背中を摩ってやると徐々に震えも収まって来た寺島に
ホッ‥
安堵の息が漏れる。
寺島を感じれるようにきつくきつく抱き締める。
瞬間。
ふわりと寺島の香り、
シトラスの香りが俺の鼻を掠める。
「岡田‥・・?」
腕の中でモゾモゾと動きながら籠もる声で俺の名前を不思議そうな声で呼ぶ寺島。
「大丈夫か?!どっか痛いとこないか?!」
パッ!と寺島の身体を離しどこか怪我してないか自分の目で確かめる。
「え‥うん、大丈夫‥」
そう答える寺島の身体は少しだけ小刻みに震えてて。
‥・無理もない。
もう少しで見た感じ5メートル以上はあるだろう川へ落ちる所だったんだから。
「もう大丈夫だよ」
俺は少しでも寺島を安心させてやりたくて、もう1度自分の腕の中へ今度は優しく引き寄せ抱き締めて。
優しく背中を摩ってやった。
「俺が来たからもう大丈夫だから」
何度も何度も優しく背中を摩ってやると徐々に震えも収まって来た寺島に
ホッ‥
安堵の息が漏れる。