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運命の誘惑

第22章 葛藤

岡田にちゃんと私の声が届いてた。

この事が凄く凄く嬉しい‥‥。

この事を凄く凄く喜んでる‥。




‥‥何で私こんな喜んでんの?


何で岡田に声が届いた事をそんな喜んでるの?


そもそも私は何で岡田に助けを求めたの?


何で私は恭じゃなく岡田に‥‥

私には恭が居るのに。

私には恭しか居ないのに。



なのに・‥



何で岡田‥‥・





瞬間、




胸がギュッと締めつけられるように痛んで息苦しさを感じる。




と、その時。



♪~♪~♪~



メール通知音が鳴って、メールを開くと





【今日はお疲れ!!

ゆっくり寝ろよ?
歯磨けよ?

じゃぁ明日な♪】




岡田からだった。







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