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運命の誘惑

第27章 実行委員

ある日の放課後。



静かな校舎に響き渡る



トントントントントン‥‥・



まるで大工さんのような金槌の音。



‥と、共に、



「ねぇ、汐生ここはどうすんのー?」


「あーそこは‥・」


「愛結ーそこの釘取ってよー」


「え~どれよ~」




いつもの私達の声も金槌のトントンに負けないくらい響き渡る。




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