テキストサイズ

運命の誘惑

第27章 実行委員

ペンキを塗る手を止めて岡田の方に視線を投げる。


岡田は釘を耳に掛けて金槌片手にこっちを見ながら、もう1度



「俺が他の女と一緒にずーっと仲良くくっついたりしてていーわけ?」



て聞いて来た。


いやいや。

可笑しくない?
今現在私にさえくっついてない癖に何故に他の女にくっつく!?



「なんで一々くっつくわけ!?」


「じょーだんじゃーん♪
だけど4人で何か1つでも多く想い出残してたいじゃん?
それに‥‥」



言い掛けて岡田は天井を見上げる。



「それに?何よ」



私も釣られて天井に何かあるのかと視線を天井に向けた。




けど






ストーリーメニュー

TOPTOPへ