運命の誘惑
第28章 写真とデートと
「え?」
「愛結も恭君以外の人好きになれたんだね」
良かったねって嬉しそうに言うお姉ちゃんの目には薄ら涙が浮かぶ。
「お姉ちゃん‥‥」
お姉ちゃんは私の全て。
ほんと親より全ての事を見て来て助けてくれた親より親なお姉ちゃん。
そんなお姉ちゃんが岡田の事を喜んでくれる事が嬉しくて私まで薄ら涙。
‥・でもね、
「違うんだよお姉ちゃん」
「え?」
「そうじゃないよ」
“恭以外の人”を好きになったんじゃない。
「“恭と岡田”を好きになったんだよ」
恭と同じくらい愛せる人を、岡田を好きになったんだよ。
そう言ってお姉ちゃんに笑顔を向けると、お姉ちゃんも目を細めて
「そっか!」
ニコッと笑った。
――――と、その時。
「愛結も恭君以外の人好きになれたんだね」
良かったねって嬉しそうに言うお姉ちゃんの目には薄ら涙が浮かぶ。
「お姉ちゃん‥‥」
お姉ちゃんは私の全て。
ほんと親より全ての事を見て来て助けてくれた親より親なお姉ちゃん。
そんなお姉ちゃんが岡田の事を喜んでくれる事が嬉しくて私まで薄ら涙。
‥・でもね、
「違うんだよお姉ちゃん」
「え?」
「そうじゃないよ」
“恭以外の人”を好きになったんじゃない。
「“恭と岡田”を好きになったんだよ」
恭と同じくらい愛せる人を、岡田を好きになったんだよ。
そう言ってお姉ちゃんに笑顔を向けると、お姉ちゃんも目を細めて
「そっか!」
ニコッと笑った。
――――と、その時。