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運命の誘惑

第5章 謎

今でも覚えてる。



目を覚ますと、真っ先に飛び込んで来たのは親の号泣してる姿。



その後、好美と元ちゃんの顔。

好美に



「あんた!!自分が哀しい思いしてんのに周りに同じ想いさせんの!??」


って怒鳴られて。



元ちゃんには



「ちゃんと守れなくてごめん!!」



泣かれてしまった。



全てを知った従姉のお姉さんが、このまま今の中学に通うのは良くないと言って、私が寝てる間に親と話をしたらしく。


私は卒業まであと半年だった中学を逃げるように転校して今の地域へ来て残りの中学生活をそこで過ごした。



最初‥


私の事を知ってる人が居たらどうしよう…



そこが不安で毎日ビクビクしてた私を凄く優しく周りの同級生が向かい入れてくれて。



残りの生活半年、ちょっと前までのが嘘のに平和に過ごせた。



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