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運命の誘惑

第33章 過去と真実と心と現実(いま)と・・・・

岡田は軽く触れるだけのキスをして

私の両肩を掴んでそっと身体を離すとフワリと優しく笑った。



私も岡田の笑顔につられてニコリと微笑む。




その間




岡田の柔らかな唇が触れた個所‥




右の頬だけに熱が集中してるのかジーンと熱くなるのを感じながら




ちょっとだけ‥




唇にキスされるのかと思って拍子抜け。






‥でも、何かこういうとこが岡田らしいと思ってしまってフフッと笑みが零れる。



そんな私の頭に岡田がいつもの定番。


手を乗せてポンポンと軽く叩いて




「良し!!デートしよっっ♪」


「は!?」


「デート行こう!!」


「ちょ‥ちょっと待って!!私顔がグシャグシャだし今の恰好ダサいし一旦着替え‥「却下ぁ♪」



「えぇぇぇええええ!!!」




甘い時間?は終了。


強制デートへ突入させられた。









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