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運命の誘惑

第41章 番外編

岡田はスヤスヤ眠ってる我が子の頭を愛しそにそっと優しく撫でて。



「“こいつ”の名前を今日はお前に伝えに来たんだ」



そう言って私に優しく微笑む。


“ここから先は愛結が言って”


って合図かなって思った私は会話をバトンタッチ。



「“あの日”、恭に承諾を得た…って私達は思って。

そこから色々考えて決めたんだ」



鞄の中から1枚の札。



【命名】と書かれた札をそっと恭のお墓に…。



恭に見えるように翳す。







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