テキストサイズ

キスマイと私

第2章 信じられない事件

私はずっと一人っ子で、両親の愛を受けて育ってきた。

久々に家族旅行で北海道に行った。

二泊三日で行ったのを後悔するのは三日目の帰りの飛行機での事。

いつもと同じように三人でお喋りをしていると、飛行機がガタンと揺れ、急降下していった。

周りはパニックになり、

「ママが、ママが…」
「あなた、あなたっ!!」
と泣き叫ぶ声が聞こえた。

隣にいるはずのお父さんとお母さんがいなかった。
酸素マスクをし、急いで探すと、通路に倒れていた。

記憶はそこまでで、気がつくと病院にいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ