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男子 × __

第2章  表の顔

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柚鈴『…ごめ…っ、楓…さん…』





楓『大丈夫、珠風くんこそ大丈夫?』





コクっと頷く珠風くん




―…長いまつげ、透き通っている肌、少し伏せている目…







"美少年"この言葉は彼のためにできたのかと思うほど美形







保健室につくと優しげな先生が珠風くんの様子を見て驚いてるようだ。




そりゃな…。





先生が珠風くんの体をベッドに倒す



白のベッドと 綺麗な珠風くん




―…絵になるな、なんて呑気なことを考えていると突然声をかけられる。






柚鈴『あり…がと…』




儚げに微笑む。







…あ、やばい。



ドキッとしてしまった。









危ないなんて噂じゃん。




珠風くん、すっごい優しいし…






と思いながらC組、自分のクラスに戻る。

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