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男子 × __

第24章 邪魔したから。

*

誰から見ても大丈夫なように
椋羽先輩の表示名は ``先輩``にしていた


嫌な予感で胸の中がいっぱいいっぱいになるが でなければいけない



游「も、もしもし…」



勇気を出して出ると…



椋羽「あ!游!?」



いつもよりワントーン高い先輩の明るい声



安心したのもつかの間





椋羽「なんでこないだ断らなかった?」

游「…え?」



椋羽「あの女の誘いなんで断らなかったの、なんで俺よりあいつを優先したの?」





游「わ、私も話したかったです…でも彼女が」





こんな言い訳が増しいことを言う自分に嫌気が差す




游「でしょ?だからね!俺ね!!






今からソイツ殺しに行くんだ!!」









え?




椋羽「ほんっと邪魔だったよね!!」





ナニヲイッテルノ?






おかしい、この人本当におかしい…






椋羽「あ、じゃあまた後でね♪」





ウキウキした声と共に聞こえる 通話終了の音





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