従わない奴隷
第6章 ユウリとケーキ
俺は
チョコレートケーキを
選んで
また
俺たちは
2人で
小さなテーブルで
ケーキを食べた
ユウリは
一番最初に
イチゴを食べるらしい
それから
生クリームいっぱいの
ケーキを
一口食べるたびに
目を閉じて
「ん~・・・」
って小さな声を出しながら
幸せそうな顔をした
「そんなに好きなのか?」
「はい!
特に、生クリームは
大好きなんです」
大好き・・・か。
あんまり
美味しそうに食うもんだから
俺は
自分のケーキを
食べるのも忘れて
ユウリばかり
見ていた
ケーキのせいか
ユウリは
いつもみたいに
緊張していなくて
なんだか
いい感じだった
いい感じだから
ちょっと
聞いてみた
気になってること
「ユウリ・・」
「はい」
「なんで・・・
なんで一緒に飯いかねぇって
言ったんだ?」
「あっ・・・」
「俺と一緒じゃ嫌かよ」
ユウリは
ケーキを食う手を
休めて
首を横にふった
「じゃあなんでだ?
怒らね~から
言ってみな?」
「着て行くものが・・
ありません」
「ワンピ、買ってやったろ?」
「お、お化粧が
・・できません」
「化粧なんてしなくても
いいじゃね~か」
「でも
ライキさんが・・
・・
それじゃライキさんが
恥ずかしいんじゃないかって
思いました・・
私は
おしゃれじゃないから」
ユウリ・・
チョコレートケーキを
選んで
また
俺たちは
2人で
小さなテーブルで
ケーキを食べた
ユウリは
一番最初に
イチゴを食べるらしい
それから
生クリームいっぱいの
ケーキを
一口食べるたびに
目を閉じて
「ん~・・・」
って小さな声を出しながら
幸せそうな顔をした
「そんなに好きなのか?」
「はい!
特に、生クリームは
大好きなんです」
大好き・・・か。
あんまり
美味しそうに食うもんだから
俺は
自分のケーキを
食べるのも忘れて
ユウリばかり
見ていた
ケーキのせいか
ユウリは
いつもみたいに
緊張していなくて
なんだか
いい感じだった
いい感じだから
ちょっと
聞いてみた
気になってること
「ユウリ・・」
「はい」
「なんで・・・
なんで一緒に飯いかねぇって
言ったんだ?」
「あっ・・・」
「俺と一緒じゃ嫌かよ」
ユウリは
ケーキを食う手を
休めて
首を横にふった
「じゃあなんでだ?
怒らね~から
言ってみな?」
「着て行くものが・・
ありません」
「ワンピ、買ってやったろ?」
「お、お化粧が
・・できません」
「化粧なんてしなくても
いいじゃね~か」
「でも
ライキさんが・・
・・
それじゃライキさんが
恥ずかしいんじゃないかって
思いました・・
私は
おしゃれじゃないから」
ユウリ・・