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従わない奴隷

第7章 30代、レイコ

チュッ



「え?」



レイコの頬に
軽くキスをして

レイコの手をつかんだ



「さ、帰るぞ」



「・・うん・・」




なんか


なんか
できなかった



キスぐらい
なんてことないのに



震えてる
ユウリを思い出した


そんな
ユウリに
しちゃいけないと
思った



レイコなのに。


訳わかんねぇ


わかんねぇけど






歩きながら






しなくてよかったと
思った




それも
なんでか
わかんねぇけど。

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