従わない奴隷
第14章 ユウリの恋人役
あぁ・・・
めっちゃ寝た
着替えもせず
シャワーも浴びず
ベットに倒れ込んで
ユウリにメールを
送信した途端
俺は
眠りに落ちていた
アラームが鳴って
目が覚めたのは
奇跡だと思った
その奇跡の
理由は分かってる
ユウリからの
メールが
気になったからだ
重いまぶたを
片目だけ押し上げ
俺は
細く開けた片目で
携帯をチェックした
あ
ユウリから・・・
「おはようございます
ライキさん」
おはよう
ユウリ
良く眠れたか?
「いってきます
ライキさん」
あぁ
いじめられんなよ?
行っておいで
ユウリ