無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「・・はい・・」



「もっと

チカラぬいて」




「・・・うん・・」




それから
俺は

ユウリにしたことのない
深いキスをした


奥まで
ユウリの口内を味わい

そのせいで
ユウリの唇を

濡らし


それでも
もっと

しびれるほど
味わいたくて

ユウリの顎を
指で押し下げた




ユウリの唇が

更に開くと

もう止まらなくて



軽く

声が漏れるほど

キスに

夢中になった




ユウリが
俺の腕を握る



ユウリが

ぅ……

と、声を漏らす




ごめん
やりすぎた




途中で
そう思って

ユウリから
唇を離し

ユウリの顔を
のぞきこんだ





「ユウリ・・・」




「・・・・」




ユウリは

少し

眠そうな目で





俺を見上げた





「大丈夫か？・・」



ユウリが
ゆっくりと
まばたきを一度した




「酔っちゃったみたい・・」







「酔った？」






「ん・・

少し・・・


頭が・・痛いような・・


クラクラするような・・」




クスッ



「ユウリ」




名前を呼んで

ユウリを抱きしめた



それは
感じたってことなんだと
説明するかどーか

なんとなく迷いながら
ユウリの背中をなぜながら
ユウリの耳に
熱い息をかけると





ユウリは



そっと






俺の背中に



手を回した