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従わない奴隷

第21章 同じ気持ち



「レイコ・・」






「なに?」








「レイコも

好きな旦那には

して欲しいって



言わないのかよ」









「・・・・・」









「変なこと聞いて

悪かったな



お前は
それが言えなくて

俺を雇ったんだったな・・」








レイコは

目を伏せて

グラスについた

口紅を指でぬぐった






まだ




レイコには

寂しい時間が

たっぷりあるんだな・・






ふと

そう思った

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