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従わない奴隷

第4章 ユウリ、再び

「ま、まぁ
わ、悪くはねぇよ?

けど、まぁ
ユウリにはちょっと
あの・・あれだ

その・・まだ・」




「うらやましいです」




「そ、そうか?」




「ヤリガイがあるなんて
うらやましい・・です

私は、何回も面接
落ちちゃって
でも一所懸命面接して
やっと決まった会社は

なんだか・・・

受かりたい会社じゃなくて


単純に

受かった会社ってゆうか・・


先輩も
厳しくて

でも頑張ってるんですけど


でも



ライキさん見てると
楽しそうなので

うらやましいです」




「あ、あ~~~

そっちかぁ~~~」




マジで

ちょっと

汗かいちゃったぜ





「そっち?」




「い、いやなんでもねぇよ

楽しいことばっかでも
ねぇけどな

でも
自分で決めたバイトだし
金になるから
はじめたバイトだからな

楽しくないとこは
割り切ってやってるって
感じかな・・・


仕事は
なんだって
大変じゃね?」




「はい」



「でもさ

あんまり辛かったら


仕事
変えたっていいんじゃねぇの?」




「・・・・・・」




「大丈夫か?ユウリ」



拳をぎゅって
握ったユウリが

可哀想で仕方ない



「大丈夫です」



「ウソ・・・つくなよ?」



「・・・・はい・・」


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